2015年2月14日土曜日

幸福は無条件でやってくる





夕方、きれいな空をみました

その瞬間、私は空と一つになり、完全に幸福でした

そして以前読んだ本の一部分を思い出したのです

それは以下のようなものでした




 − アウシュビッツ強制収容所にて
   一日中労働をして、ボロボロになって私はバラックに戻った。
   疲労と絶望の中、誰も口を開くものはなかったが
   仲間の一人があわてた様子で皆を呼びに来た。
   訳をきいても答えずに、いいから早く来てみろという。

   そして仲間数人と、粗末な小屋の裏手にある高台に登ると
   そこにはなんとも言えない美しい夕日が輝いていたのだった。
   私たちは、しばらく何も言わずに空を眺めていた。
   そのうち一人が涙ぐんだ声でこう言った
   「美しい。世界はなんて美しいんだろう。」

   彼は、外の世界を羨んで泣いたのではない。
   ただ純粋に、世界の美しさと素晴らしさに感動していたのだ。





私たちは、いつでも、どこでも、幸福になれるのです

自分に与えられているものに気が付きさえすれば、無条件で幸せになれるのです

それは、空だったり 食べ物だったり 人だったり

たとえ収容所の中であっても、どんなに困難な状況下であっても

同じことなのです







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