2017年1月28日土曜日

日々、豆々しく



最近、黒豆にハマっています。
週に3日は黒豆ごはん。


きっかけはいただいた丹波の黒豆茶。
カフェインで心臓がバクバクになる私に、
黒豆茶はとっても優しかったのです。
しかも煮出した後のお豆さんは、そのまま食べてもお料理にしても
おいしーことおいしーこと^^

その後、たまたま頂いた久慈の黒豆ゼリー。
これまた素朴な優しい味でした。
感激のあまりお取り寄せして友達にも送りつけたほど。。

黒豆は体を温める働きをするということなので、
この季節にはとってもおすすめです。
体を冷やしたくない女性や妊婦さんにもどうぞ!
しかも大豆なので女性ホルモンに似た働きのイソフラボンも豊富。
妊活中の方もどうぞ!!笑


ところで、おせち料理の煮豆には「まめに働き、まめに暮らせませうように」との意味があるのだとか。
チルチンびとの本じゃありませんが
「日々、まめまめしく」。
そうして、ふと今年の頭に近所のお寺で頂いたコトバを思いだす。


「善く生きる」

曰く
朝起きてから、夜寝るまでのことを
一つ一つ、きちんとやる。
「きちんと」というのは「完璧に」というのではなく
うまくやろうとか、評価されようとか、
見返りとか、そういったものを求めずに
ただ全うすればよい。だそうだ。

ちなみにこの話には続きがあって
「座禅したって修行したって、家に帰ったらお部屋グチャグチャ
 頭ん中金儲けのことじゃ意味ないんだから!
 世の中そういう坊さんが多くて・・・
 まずは目の前のこと一つ一つきちんとね!」と。。
とっても面白い禅の坊さんのお話でした。


日々、目の前のことに、丁寧に向き合い、生きる。

まめまめしく生きる。善く生きる。

大切にしたいコトバです。





※黒豆ゼリーは岩手県久慈市の竹屋製菓さんのもの。
(原材料は黒豆、はちみつ、砂糖のみ)
 
 黒豆茶は京都三条寛永堂さんのものでした。

市販の黒豆を炒ってお茶にすることも
煮てゼリーを作ることもできますので、
手作り派の方は是非ご自分で作ってみてくださいね☆

2017年1月21日土曜日

自力と他力



皆さんこんにちは^^

先日、汐留ミュージアムに行った帰りに

築地本願寺にお参りしてきました。

いわゆる「お寺」とはちょっと違うたたずまい。

この建物は、建築家:伊東忠太によって昭和9年に建てられました。

古代インド様式のデザイン、椅子式の本堂、
ステンドグラス、パイプオルガン、、、

まだ見たことのないかたは、ぜひ一度足を運んでみてください。

一見の価値アリ!ですよ^^

観光名所にもなってるので、普通は寺社でNGの写真などもOKです。。



さて、本願寺といえば浄土真宗。
浄土真宗といえば「他力本願」。


この「他力本願」という言葉ですが

人任せにして努力をしないこと、他人の力で自分が得をするというような無責任なイメージで使われることがあります。

が。

「他力」とは「ほとけの力」のこと

「本願」とはほとけがたてられた「誓い」のこと

ほとけの誓いとその力に、私はすべてをゆだねますよ〜〜

というのが「他力本願」(本願他力とも言います)・・・


私たちは自分の心や生死さえもコントロールできないちっぽけな存在。

そのちっぽけな私が自分の力(自力)で生きているという思い上がり。

この世の中は自力で動かせることなんて無に等しいのに。。。


この小さな自力(我)を捨てて、大きな力(無我)に身を委ねる。

その力は自分の外にも、内にもある。

生きているのではなく

生かされているという事実に気づく。

それが「他力本願」

「いーしゅゔぁら ぷらにだーな」

なんか、優しいようでいてすごく厳しい言葉。


他力に気付くたびにひれ伏したい思いに駆られます。

この命すら、私の所有物ではないのだと。。。



33歳。
また一年人生を味わえることに感謝して。


2017年1月15日日曜日

1,095日の日々



2017年が始まりました。

気づけば1月も半ばですね。

しばらくお会いしてない方も、家族以上によく顔を合わせてる方も、皆さまいかがお過ごしでしょうか。


ここ数ヶ月ほどの中で私に起きた精神的変化をご報告します。

賑やかなこと、
華やかなこと、
カラフルなもの、
お祝いをすること、etc

極力避けてきたこれらに対する抵抗が薄れ、
最近ようやくまた色々なことを楽しめるようになってきました。
これまでも少しずつ変化は感じていましたが、
またお化粧が楽しいと思えるようになったのは大きな変化です。


そうはいっても、これまでずっと暗く悲しい日々を送っていたわけではありません。

「生きる」ということに対する大きな気づきがあり、私自身は毎日それなりに満ち足りた気持ちで生きていたのですが
まだまだ心の端々では、欠けたものを修復する作業が行われていたんだなぁとしみじみ思います。

大切な人を亡くすこと。
自分が意識するよりもっと深く、深く、心に刻まれること。

私は3年以上経過してようやく喪が明けてきたのかな、、、という感じですが、これはむしろ早い方だと思います。
清水の舞台から飛び降りる(!)ような気持ちで臨んだパートナーとの入籍も回復を手伝ってくれたような気がします。


とにかく、生命のバランスはとても不思議。

不思議だけど、頼もしい。

私のコントロールを超えて、もっともっと大きな力が私を生かしてる。

だから安心して任せてられる。

そんなことを、再確認したのでした。



今年もよろしくお願いします^^