2017年1月21日土曜日

自力と他力



皆さんこんにちは^^

先日、汐留ミュージアムに行った帰りに

築地本願寺にお参りしてきました。

いわゆる「お寺」とはちょっと違うたたずまい。

この建物は、建築家:伊東忠太によって昭和9年に建てられました。

古代インド様式のデザイン、椅子式の本堂、
ステンドグラス、パイプオルガン、、、

まだ見たことのないかたは、ぜひ一度足を運んでみてください。

一見の価値アリ!ですよ^^

観光名所にもなってるので、普通は寺社でNGの写真などもOKです。。



さて、本願寺といえば浄土真宗。
浄土真宗といえば「他力本願」。


この「他力本願」という言葉ですが

人任せにして努力をしないこと、他人の力で自分が得をするというような無責任なイメージで使われることがあります。

が。

「他力」とは「ほとけの力」のこと

「本願」とはほとけがたてられた「誓い」のこと

ほとけの誓いとその力に、私はすべてをゆだねますよ〜〜

というのが「他力本願」(本願他力とも言います)・・・


私たちは自分の心や生死さえもコントロールできないちっぽけな存在。

そのちっぽけな私が自分の力(自力)で生きているという思い上がり。

この世の中は自力で動かせることなんて無に等しいのに。。。


この小さな自力(我)を捨てて、大きな力(無我)に身を委ねる。

その力は自分の外にも、内にもある。

生きているのではなく

生かされているという事実に気づく。

それが「他力本願」

「いーしゅゔぁら ぷらにだーな」

なんか、優しいようでいてすごく厳しい言葉。


他力に気付くたびにひれ伏したい思いに駆られます。

この命すら、私の所有物ではないのだと。。。



33歳。
また一年人生を味わえることに感謝して。


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