いのちの曼荼羅とともに

みなさんこんにちは

毎日暑い日が続いていますね！



さて、私は先日お盆の法要で、菩提寺のある東京下谷に行って参りました


毎年お盆の法要の際には、お盆やご先祖さまにまつわる法話をして下さいます


今年の法話では、日蓮上人の言葉を紹介して下さいました


「　我が頭（こうべ）は父母の頭、我が足は父母の足
　　
　　我が十指は父母の十指、我が口は父母の口なり

　　たとえば種と菓（このみ）、身と影の如し・・・　　　」

　



明日で、父が亡くなってからちょうど２年になります

父の体や声にはもう触れることはできませんが、私のこの体は父と母が与えてくれたもの

つまり、私の中には父がいて、母がいて、さらにその父母、祖父母、曾祖父母、、、

さらにさらに、人間になるずっと前、アメーバだったころのいのちまでが

いまの私の中には息づいているのです

なんだか不思議ですよね



私たち一人一人が、すべてのいのちを背負って生きている！

ということは「私」は、「私（一人）」ではないんですね

一人で生きているんだけど、一人で生きてる訳ではないのです

一人の人間の中には、私がいて、父母がいて、ご先祖がいて、恐竜がいてアメーバがいて

あの人とあの人とあの人がいて、全然知らない人もいて・・・

まさに仏教でいうところの「一即多・多即一」そのものです


人が一人存在するということは、こんなにも壮大なことなんですね


いのちは、まるで曼荼羅のように無限に広がっているんですね





そして、それに気づくともう、変なことはできません

お父さんの口で嘘はつけませんし、お母さんの頭でヨコシマなことは考えられませんよね（笑）


「心のなかに生きてる」なんてナマヤサしいものじゃなく、

実際のところ自分の中に生きてるんですから！

ビシッと背筋が伸びる思いです（＾＾）

あなたの手の中には

いま、あなたの手の中にあるものは何でしょう？




仕事、家族、友人、

家や着るもの、ヨガマットにいたるまで

いま、自分に与えられているものや状況に目をむけてみましょう




私たちは、いつも自分が持っていないものに目を向けがちです

欲しいものを手に入れた時にはまた別の何かが足りなくて

そうすると、いつまでたっても不満不満不満・・・

きっと永遠に満たされることは無いでしょう




いま一度、自分が持っているものに目をむけてみましょう

どんなに望んでも、それが与えられない人もいます

不思議なご縁で自分に巡ってきた「それ」に

気づいた瞬間から、私たちはいつでも満たされることができるのです





　　　あなたは、手の外を見ますか？　　　　　　それとも、手の中を見ますか？

共感されないこと 〜内なる声〜

「共感されない」ことを大事にしよう

共感されること、共有されることは嬉しいものですよね


そして、自分の想いや意見に共感してもらえないと悲しい気持ちになります


でも「共感されない」想いこそ、大切にして欲しいと私は思います！


なぜなら、それは「あなたオリジナルの感覚」だからです


誰かに認められないと不安になったり、心細くなりますよね


それでも、自分だけは自分のことを信じてあげましょう（＾＾）


あなたが、あなたの人生で学び、感じたその感覚は


「あなたにしか感じられないもの」なのです





ヨガを深めたり、命に添って生きていると、内観が深まり、自分の感覚に敏感になります


人に共感されないことも増えてきますが、自分自身とより親密につながって


さらに、より広いレベルでの「つながり」を感じられるようになります


そうなってくると（変人扱いされることも増えますが）、俄然人生が面白くなってきます！（笑）


外の声と内なる声、どちらを聞いて生きるか？


しかしながら人間は社会で生きる動物です・・・


内なる声に従えないときももちろんあります


主張するか、しないかは臨機応変に対応するとしても


まいにち、内なる声に耳を傾けることを忘れないようにしましょう





この世界に生きている間しか使えないこの肉体です


フルに感じて、命を全うできたら幸せですよね！！！





侑子

香りの贈り物

先日、CARNAのスタッフの子にアロマスプレーをいただきました♡


いろんな精油を、自分でブレンドして香りをつくるのが好きだという彼女


以前、私はハーバルな香りが好きだという話をしたのを覚えていてくれて、


作ってきてくれたのです！


とっても感激！！


すっきりしていて、ぬくもりがあって、少しスパイシーで・・・すごくいい香り（＾＾）♪





嗅覚は、本能にダイレクトに働きかける唯一の感覚なんだそうです

香りに対しては、カラダもココロも、無条件で反応してしまう

そこには理性が介入する余地はないそうです

不思議ですね〜


とくにサンダルウッドは、強いリラックス効果があり　タマシイを癒す香りなんだとか



また、香りによって突然記憶が呼び戻され、同時にその時の感情も蘇るということがあります

私は、冬の香りをかぐと　かならずといっていいほど

小学生のころ家族皆でワイワイと年賀状を書いた時の記憶と

冷たい北風の中、犬の散歩をした記憶がよみがえり、なつかしい気持ちになります




夏の香り、潮の香り、土の香り、草むらの香り、

冬の香り、木の香り、家の香り、お茶の香り、スパイスの香り、、、

普段は気がつかないこともありますが、私たちの生活は「香り」で満ちています

今日はどんな「香り」の贈り物が届くでしょうか



そして、自分がほっとできる香りをいくつか知っておくと、

どんな時でも、安らかな自分と繋がることができるかもしれませんね（＾＾）


私のおすすめは「玄米茶のかおり」です☆笑