2015年9月4日金曜日
チューダパンタカがやったこと
みなさんこんにちは
昨日から、YOGA SOLUNA での新クラスがスタートしました!
あまり告知していなかったにもかかわらず、
ご参加ありがとうございました(^^)
始まったばかりなので、私も手探りですが…
とにかく楽しく動いて、スッキリできたらいいなと思っています
ぜひご参加下さいね☆
さて、今日は仏弟子たちによって書かれた古い仏典「テーラガータ」より
チューダパンタカさんという出来の悪い仏弟子のお話です
私の進歩は遅かった。
私は以前には軽蔑されていた。
兄は私を追い出した。
こうして追い出されて、私は僧園の通路の小屋に
がっかりして、静かに、立っていた。
ーなお教えのあることを期待して。
そこへ尊き師(ブッダ)が来られて、私の頭をなでて、
私の手をとって、僧園の中につれて行かれた。
慈しみの念を持って、師は私に足拭きの布を与えられた。
「この浄らかなものをひたすらに専念して、気をつけていなさい」と。
私は師のことばをきいて、教えを楽しみながら、精神統一を実践した。
・・・
私は過去世の状態を知った。
見通す眼(天眼)は浄められた。
ブッダの教えは成し遂げられた。
ブッダのお弟子さんの中にも、色んな人がいたんですね
当時は、師の説いた詩句を暗唱することで教えを受けついでいました
このチューダパンタカは、どうやら暗記が苦手だったようです
一緒に修行していたお兄さんからも見放されてしまうほどです
ところがブッダは、「これに専念せよ」と足拭きの布を与えます
これは、個々の能力を尊重するという注目すべきエピソードだと思います!
体や心が一人ずつ違うように、できることも皆違います
誰かのものさしで測ったところに自分を持って行くのではなく、
自分のできることを自分なりに精一杯やる
それで十分なのです
現にこのチューダさんは「足拭きの布」で悟りを得ています
さらに言うと、「何を」するか よりも
「どのように」するか の方が重要だということ
仏典、奥深し!!
ヨガも生活もまったく同じですね
日々、その日そのときの自分にできることをする
比べることは無意味です
それ以上もそれ以下もない
ヨガって、生きるってそういうことじゃないかな、と思います
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