2016年1月12日火曜日

中原寺お寺ヨガを終えて


今日は冷え込みましたね。

早朝は初雪が舞ったりもしたようです。

そんな寒い中、市川国府台のお寺中原寺さんでお寺ヨガしてきました!


平日昼間という時間帯のため、参加できない方も多かったようですが

今日ご縁のあった方々とヨガを楽しみました(^^)

ゆっくりヨガがしたいとおっしゃっていた住職の奥さまも、

しっかり1時間ご自分と向き合うことができたようです。



今日はかんたんなポーズがほとんどでしたが、それでも

「普段意識しない部分にまで目を向けることができた!」

「肩が楽になった!」「体が硬くても大丈夫だとわかって安心した〜」など、

ヨガ後お茶をいただきながら、皆さん活き活きとお話し下さいました。

〜 〜 〜


今日お寺でいただいた冊子の中にあった言葉

「 摂取不捨 」

収めとって、決して捨てることのない大きな力のことだそうです。

良い子も悪い子も分け隔てなく、

健やかな時も病める時も分け隔てなく、

いつでもしっかりとこの命を動かしてくれる大きな力。

世界を回している大きな大きな存在。

ヨガやヴェーダンタでいう「イーシュヴァラ」。自力を超えた世界。

この存在に、一日一瞬でも意識を向けて生きると

ちっぽけだった視野がぐんと広がり、見落としていた喜びや感謝に

どんどん気がついていきます。


ヨガも同じですね。

体をねじ伏せ、力ずくでやってもただの自己満足。

一つのアーサナは、その日の命のコンディションや場のエネルギー、

様々なご縁が絡みあって絶妙に成立しているのです…



さすが真宗のお寺!

中原寺さんに来ると、なぜかいつもこの「イーシュヴァラ」

つまり「他力」の大きさに気づかされ、

ただただ感謝でいっぱいになる私がいます。

今私はヨガの講師として「先生」などと呼ばれていますが、

私が「先生」で居られるのは、皆さまが「先生」と認めてくださるから。

一人で頑張っているつもりでも、

家族や周りの人たち、そしてもっともっと大きな力に支えられて

頑張らせていただいているのです。

想像を超えるほどの大きな存在に抱かれて、生きていること。生かされていること。

私たちはみんな、母の腕に優しく抱かれている赤ちゃんのような存在なのかも

しれません。



ヨガも人生も、自力の無力さに気づいたところから

新たな世界が開けるのではないでしょうか。



中原寺の皆様、ありがとうございました!


蝋梅が香る冬の中原寺さん☆



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