2015年1月6日火曜日

小寒



人は昔から、太陽や月のめぐるリズムを手掛かりにして季節や月日を知ってきました


太陽のめぐるリズムを元にした「太陽歴」

月の満ち欠けを元にした「太陰暦」

その両方を組み合わせてつくられた「太陰太陽暦」というのが、いわゆる日本の「旧暦」です


月日は太陰暦をもとに決められ、季節は太陽歴をもとに大きく4等分した春夏秋冬、
さらに24等分した二十四節気、さらに細かく72等分した七十二候と、私たちのご先祖さまたちは細やかな季節の移ろいを味わいながら生きてきたようです




さて、二十四節気でいうと今日から「小寒」

七十二候でいうと、小寒の初項(だいたい9日ごろまで)が「芹乃栄う(せりさかう)」

〜芹がすくすくと生えてくるころ ということでしょうか


ちなみに小寒の次項(10〜14日ごろまで)が「水泉動く(すいせんうごく)」

〜地中で凍っていた水もうごき始めるころ 

小寒の末項(15〜19日ごろまで)は「雉はじめて鳴く(きじはじめてなく)」

〜雉が求愛し鳴きはじめるころ






このように七十二候は、名前で季節とその時期の自然の動きがよくわかります

一つの冬でも、年の暮れごろと、春目前のいちだんと冷え込むころとでは空気が違いますよね!

一刻一刻と移り行く「今」しかないこの季節を、ひとつひとつ大切に過ごして生きていく・・・

なんだかとっても、ヨガ的です


こんなふうに一瞬一瞬をていねいに感じて生きられたらいいですね


そしたらきっと、ルーティンワークであっというまに1年が終わる、なんてことも無いような気がします







今年も元気な庭の大根です





明日は「七草」ですね♪








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