2015年4月9日木曜日

靴の修理でエコを想う




こんにちは

今日はすっきりと晴れています

先日、修理に出した靴が戻ってきて、ルンルンで直った靴を履いています♪



数年前に買ったミネトンカの靴ですが、ソールのかかと部分が磨り減ってしまい

本体の革が直接地面に触れそうになっていたので、ミネトンカショップに持ち込んだところ


「申し訳ありません、ソールのお取り換え・靴の修理は昨年末にて終了とさせていただきました。
  今後は承ることができません・・・」


と。

そこで、仕方なくその近くの靴の修理屋さんや販売店に持って行ったのですが

ことごとく「このタイプの靴の修理はやっていません」とお断りされました

理由は「靴型がないから」だそうです




そして、以前もお願いしたことのある 船橋の靴・革小物の修理屋さんへ

すがるような気持ちで持ち込んだところ、ようやく引き受けてもうらえました!



修理屋のおじさん曰く、そのミネトンカの靴は

・ソールが縫い付けてあるために、取り替えるとなると一度すべてほどかなければならない

・ソールの形がオリジナルなために、またそれと同じ形のソールを作らなければならない

のだそうです


つまり、手間がかかるということです



一般の靴屋も修理屋も、修理に手間がかかってしまうのと費用がかさんでしまうので

あえて直したがらないのだとか

そして消費者の動向としても、時間とお金をかけて直すよりも

新しいものを買ってしまった方が手軽だし、安く済む場合が多いので直したがらないのだとか

さらに現在は、修理をする人が減っているために

細かい作業のできる職人さんたちが減っているそうです




なんだか、寂しい気持ちになりました・・・

色んな意味で『もったいない!!!』


確かに、一つのものを直して長く使い続けたら、新しいものを買う機会が減って

売る方は商品が売れなくなって困るかもしれません

でも、自社の商品に愛着を持って長く使ってもらうということも企業にとっては重要なことなのではないでしょうか?

新しいものを売ることもいいですが、修理やクリーニングなどのメンテナンスでまたそのお客さんが

お店にきてくれたら、後々きっとまたそこで商品を買ってくれると思います

それこそが本当の顧客といえるのではないでしょうか



そして私たち消費者も、そういった社会のシステムに疑問を持ったほうが良いように思います

大量生産・大量消費の時代はとっくに終わったと言われていますが

使えるのに、新しいものを買う理由が本当にあるのかどうか?

買うときも、本当に長く使えるものなのどうか? 今一度考えてみることが必要です


食べるものだって、手軽だからといってレトルト食品をとるよりも、

手間をかけて作ったもののほうが体も心も嬉しいですよね!

モノもおんなじだと思います

私たちが、それぞれ少しずつでもいいのでそういう意識を持ったら、

本当に世の中は変わると思います・・・


Love♡


Yuko









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