2015年5月25日月曜日

紀伊山地の旅






今年は、空海が高野山を開いてから1200年という節目の年なのだそうです


高野山では開創1200年祭として、これまで公開されてこなかった秘宝・秘仏、


さらに弘法大師(空海)が今なお修行を続けるとされる奥の院御廟が公開され


全国から多くの人々が参拝に訪れています


私もたまたまご縁があり、このタイミングで高野山・ならびに熊野のお寺に行くことができました






高野山奥の院前の参道はすごい人混み!
この後、弘法大師御廟の前はさらにすごいことになっていました・・・





高野山金剛峰寺は建築がすばらしいです!
伝統建築ファンの血が騒ぎ、つい梁の写真をとってしまいました(^^)




同じく金剛峰寺の石庭





一番こころに残ったお寺、室生寺
お堂のたたずまいもすばらしいのですが、収められている仏像がまたすばらしい
曼荼羅も仏像もぼろぼろなのですが、、、
私は感動のあまり鳥肌と涙が止まりませんでした
ぜひ足をはこんでみていただきたいです!!






梵字の石碑 さすが真言宗の本山です








久々にお山をたくさん歩きました


今でこそ、飛行機や電車、バスなどで数時間でこられてしまう山寺ですが、


昔の人々は何日も何日もかけて、わらじなんかを履いてこの山々を詣でたんですね〜


さらに、こんな山深いところにお寺を建てた人たちの尽力には本当に頭が下がります

(資材は?足場は?宮大工たちの食事は?雨が降ったら事故なんかにならなかったか?
 …とかどうしてもそういうところを考えてしまうわたくし)





 山、 寺、 仏像、 石 ・・・

これらを通して、私は強く「ひとのこころ」を感じました

すべてのものに、「こころ」や「想い」がやどっていて

それは時代が移ってもしっかりと生きつづけるということがはっきりわかりました

それらにそっと触れさせていただいた旅だったような気がします





侑子


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